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銀座ランチ日記⑰「銀座 岡半本店」

 銀座の並木通りは、1000円台でランチが食べられる飲食店は少ない。

 銀座7丁目にある金田中(かねたなか)ビルの7階(すき焼・しゃぶしゃぶ)と8階(鉄板焼)にある金田中グループの「岡半(おかはん)」に凄いランチサービスがあると聞いていた。

 

 ランチサービスがあるのは8階のほうだ。桑焼ハンバーグ(1800円)、リブロース薄焼(120g、3000円税込)、サーロイン小角ステーキ(120g、3000円)。リブロースとサーロインにはそれぞれ5割増量の180gで3800円のコースもある。

 実は2023年5月から狙っていたリブロース、サーロインともに2000円から3000円に値上げしたのを知らずに入店した。2000円と3000円の違いは庶民にとっては大事である。

 流石にこのランチ日記で3000円は対象外だが、入ってしまったものはしようがない。リブロースの方を注文した。

 

 鉄板を挟んで料理人が焼いてくれるのを眺めることができる。

 シーザーサラダ、オニオングラタンスープ、赤出味噌汁、ライス(おかわり自由)、食後のドリンク(コーヒーか抹茶を選択)というラインナップ。

 リブロースはまずまずというところか。椅子から飛び上がるような旨さではない。

 これに焼いた短冊野菜とバター醤油にからめて焼いたきしめんが付いてくる。これもそこそこという感じではあった。

 一番印象に残ったのは食後の抹茶だと言ったら怒られるか。これも小さくていいから茶菓を付けてほしいところではあった。

 そう言えば、この銀座・並木通りの金田中ビルの6階に「宵待草」という銀座を代表するクラブがあって、ここに今話題の木原誠二内閣官房副長官の夫人がナンバーワンホステスとして勤務していたのだが、すでに店は移転か閉店しているようだった。

 採点(5点満点で3.5点が合格点)は3.0点。

(2023.11.3「岸波通信」配信 by 三浦彰 &葉羽

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