08 島台月見桃源郷
三瀬夏之介
|制作年|2011| |材質|和紙・墨・胡粉・剥製・朱漆・銀糸・でんぶ台など|職人コラボ|儀同哲夫(伝統工芸士:板物塗)|
タイトルの島台とは婚礼の場に設置される置物で、その場を祝祭空間に変貌させます。
東洋の神仙思想から生まれた蓬莱山に起源があり、今回の作品にも中央に蓬莱山が描かれました。 この壮大な鎮魂と祝福の空間…赤坂館長による“現代日本画のトップランナー”との評もうなずけます。よく見るとキャンバスさえ使っていません。描いた和紙を切り抜き、くるくる丸めて持ってきたとのこと。仰天です!