皆さん、お元気してましたか？　いつもお元気まる出しの岸波です（笑）

　コロナ禍の中、先週は家族イベントが何もなく、日曜日に二回目のワクチン接種をしたくらい。

　会場内は撮影禁止という事もあり、写真ネタが何もない！（あらら・・）

　ということで、i-Cloudに保存した写真をパラパラ見ておりましたら、いい写真を見つけました。

　それがこの夕焼けの写真。

　しばらく前の写真ですが、黄昏時にケイコが「あなたー外に出てみて！凄いわよ～」と。

　表に出てみると、素晴らしい夕焼け空が広がっておりました。

　で、もっと良く見える場所はないかと考え、慌ててケイコと二人車に乗って、この辺りでは一番高いパワーデポの屋上駐車場に駆け上がって撮ったのです。

　北側の方はこんな具合・・

　二人言葉もなく見とれていましたが、そうすると空の色が変わって来て・・

　うすいピンク色に！！

　こちら、安達太良方面。

　更に水色が増してぢつに美しい・・。

　こういう色の空・・「黄昏時」と「彼は誰時」の二つの表現がありますが、使い方の違い、ご存じでしたか？

　夕暮れが「黄昏時」で朝焼けが「彼は誰時」なのだそうですよ。（実は同じものだと思っていた。）

　僕は、小学校の時に忘れられない情景があるのです。

　学校からの帰り道ですが、空ばかりでなく目の前の街中の景色全体がピンク色に包まれて、しかもそこに霧が発生。

　ピンク色の靄に包まれた帰り道の風景の何と幻想的な事か・・。

　後にも先にも、あんな景色はそれっきり見たことがありません。

　でも、子供の頃のあの感動を彷彿させる今日の黄昏・・

　きっと猪苗代湖とか、裏磐梯の雄大な景色の中でコレを見たら絶景だったでしょうね。

　（そうこうするうちに、また色が変わってきました・・）

　ケイコは今日も、九死に一生を得た癌手術後の定期検査で病院へ行っていますが、この時、二人でこれを見ることができた幸せは本当に天に感謝です。

　（今、手術から4年目ですが、今回も無事だといいな・・）

　さらに茜色が深い色に変わってきました・・

　この先、どちらかが先に天に召される時が来るでしょうが、この日に二人で見上げた黄昏時の奇跡は、きっと忘れることはないでしょう。

　夕焼けに　繋いだこの手は　離さない　（葉羽）

<<THE END>>