ちょうど一年前、2019年4月に長患いしていた親父が亡くなりまして、隣の実家が空き家になりました。
そうそう・・我が家は敷地内に実家と我が家と二軒並んで建っていたのです。
今は亡きオフクロがこの実家を衝動買い(笑)して親父と大喧嘩したのが、僕がまだ高校生の頃・・ですから築50年ほどになりましょうか。
初期のセキスイハイムで堅牢な造りだったこととオフクロが何度か手入れしたのでもって来ましたが、さすがに痛みが激しく使えそうもない。
しかも我が家の底地は借地のため、使わない家のために無駄に地代を払うのは勿体ないということで、解体して地主さんに半分お返しすることにしました。
ということで、内部の解体が終わり側だけになった状態が以下↓
手前側には結構大きな立木やら庭石がありまして、そちらだけでも結構大変な手間が。うむむむむ・・。
で、重機が入ってまずは実家の骨組み解体です。
「いいわぁ、アレ♪」
「アレってどれだよ?」
「あのユンボ、操縦させてくれないかしら♪」
ダメに決まってるだろ~!!(免許必要だし)
(別な角度から)
壊された実家の門扉。写真右上に少しだけ我が家のテラス方面が。
内部解体も含めて作業一週間目くらい。枠は半分ほどに。
しかしナンですね・・長年、隣にあった両親の家が跡形もなくなるのは感慨を禁じえません。
ここで育った弟たちもひとり立ちし、バアサンやオフクロが亡くなったのもこの家。(寝たきりの親父は我が家の方に同居していた。)
近年、ツーさんやカリスマ彰も同じように実家の取り壊しをしたので、そういう年回りということなんでしょうが。
また数日。骨組みも僅かに残るばかりになりました↓
崩した鉄骨はこんなバケットに入れて、どこぞに運んでいく↓
翌日、門扉と塀の土台、電気夜間温水装置を残して見晴らしよくなりました。
(こんなに広かったんだ・・)
しかし、これで終わりじゃない。
庭から抜根した大量の庭木と・・
大量の庭石もあります。(こっちが重くてタイヘン)
で、いよいよそれら最後の大物を積み出す段取りに。
しかし・・・
何か気になりませんか、下の写真?
そうそう・・
重機のアームの上方に、電線が伸びている。
実はコレ、敷地の角の電柱から我が家に引き込んでいる電線。(結構低い)
まあ、向こうもプロなんだし間違いはあるまい。
ということで現場はお任せし、部屋に戻ることに。
そして、約1時間後・・。
(ユウキ)「父さ~ん、ネットが繋がんないんだけど?」
「ん・・そんなハズは。あ!ホントだ!?」
「アナタ~ちょっと来て~ ユンボが電線切っちゃったみたい」
えええ~!
~大急ぎで庭に飛び出すと、電線が地面に落ちている。それに絡まった光ファイバーが完全に切断。ついでに電線を留めていたボルトが無理やり引き抜かれて出窓の壁が崩壊。
なんだこりゃ~!
電線は切断こそ免れたものの再取付工事が必要。出窓のヒビは補修してもらうとして、問題は光ファイバー。
(アレって高いんじゃないの・・もちろん弁償してもらうけど。つーか「通信」の更新ができないじゃん!?)
実際、ネットの復旧が一番大変でした。NTTならまだ良かったのでしょうが、僕の契約はソフトバンク光。電話がまず通じない。
しかも固定の光電話自体が使えないので、スマホで連絡。自動応答で「順番にお繋しますのでそのままお待ちになるかおかけ直し」・・って、かけなおしたらまた順番待ち。なんだよコレ!(泣)
結局、初日の夜に連絡つかず、仕方なく翌日仕事を休んで連絡を取り続けたのですが、やっと話ができたのが夕方。(どんだけ通話料金かかってんだ!(恐))
翌午前中に工事という事で、一日半、通信が途絶しました。しかしナンですね、一日半もネットの無い生活って、現代人には耐えられないですね。(もちろん「通信」も放置。ブラ三も放置・・ま、それはいっか。)
かくして翌朝、ソフトバンクから連絡を受けたNTTが派遣してきたTTKの作業員が再セットを始めました。
「・・・結構高い!」
下で見上げているお姉さんは別会社の警備員で、TTKのイケメンお兄さんが一人でクレーンを操作しながら屋根に迫っております。
所要時間は約90分。めでたくネットは復旧いたしました。
「ありがとうございました!助かりました!」
(イケメン兄さん)「光ファイバーは切れてたので交換になりました。請求はソフトバンクから、翌月の利用料金に上乗せして引き落としするそうです。」
そうだった~っ! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
ずぇったいに、工事会社に補償してもらうぞー!!
ちゃんちゃん!
(ToT) (ToT) (ToT) (ToT) (ToT)
<<THE END>>
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