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Secret-21 「初孫マル秘画像」

「Circle Dance」
佑樹のMusic-Room
葉羽

 3月1日の朝7時過ぎに、初孫が誕生いたしました。

 昨夜10時頃に産気づいて、延々9時間の苦闘の末ということで、かなりの難産でありましたが、とりあえず母子共に健康でございます。

 旦那ちゃまのトモ君(ダー様とも言う)は昨夜からの付き添い、ケイコは午前零時過ぎからの付き添いで、苦楽を共にいたしました。

 トモ君は、産室内で果敢に立会いを。

 産道が狭く、中々生まれなかったので、かなり大変だったようであります。

 頭が出かかったところで引っかかり、長時間、苦しんだ沙織は力尽きそうになりました。

 そして、ほんの一瞬、赤ちゃんの心音が止まるというアクシデントが。

 半狂乱の母親に対し、ベテラン助産師さんは少しも慌てず、叱咤激励。

 最後の力を振り絞り、頭が出たところで、助産師さんがやおらベッドの上の沙織に馬乗りになり、手でオナカから押し出すという荒業を。

 これが功を奏し、無事おぎゃーの声が。

 「元気な男の子です」との言葉に、茫然自失のトモ君はハッとし、何故か突然、産室から出て行ってしまいました。

 いったい何事かといぶかる一同の前に、再び戻ってきたトモ君の手の中には、デジカメが。

(最初から用意しとこうね)↑

 ケイコは、孫が生まれたところで僕の携帯に電話を。

 しかし、熟睡していた僕は、それに気づかず後からお叱りの言葉を。

 朝10時過ぎ、いったん家に帰ったケイコと共に、佑樹も連れて再び笹谷産婦人科へと。

 初孫君は、二日前に生まれた女の子と一緒に、ナースステーション横の新生児室のガラスの中。

 何故か、同じ方向を向いて眠っておりました。

 これはやはり、北半球のコリオリの力のせいではないかと思いまする。

 トモ君は、一睡もせずに会社へ行ったとの事。

 若さというものは、宝物であるなと感じた次第。

 病室での沙織は、いたって元気いっぱい。

 とても9時間の苦闘の後とは思われません。

 とても優しいいい顔になっております。

 本人は、早速、出産レポを書くとかで、いろいろなネタを披露してくれました。

 とりあえずの報告でございました。

葉羽(2009.3.1)

    <<THE END>>


泣いている・・
初孫でございます


哲学者のような寝顔・・
名前はまだ無い


フィーリングの合った二人・・
同時期に生まれた女の子と


出産レポ、書くわよ。
元気いっぱいです

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