葉羽
3月1日の朝7時過ぎに、初孫が誕生いたしました。
昨夜10時頃に産気づいて、延々9時間の苦闘の末ということで、かなりの難産でありましたが、とりあえず母子共に健康でございます。
旦那ちゃまのトモ君(ダー様とも言う)は昨夜からの付き添い、ケイコは午前零時過ぎからの付き添いで、苦楽を共にいたしました。
トモ君は、産室内で果敢に立会いを。
産道が狭く、中々生まれなかったので、かなり大変だったようであります。
頭が出かかったところで引っかかり、長時間、苦しんだ沙織は力尽きそうになりました。
そして、ほんの一瞬、赤ちゃんの心音が止まるというアクシデントが。
半狂乱の母親に対し、ベテラン助産師さんは少しも慌てず、叱咤激励。
最後の力を振り絞り、頭が出たところで、助産師さんがやおらベッドの上の沙織に馬乗りになり、手でオナカから押し出すという荒業を。
これが功を奏し、無事おぎゃーの声が。
「元気な男の子です」との言葉に、茫然自失のトモ君はハッとし、何故か突然、産室から出て行ってしまいました。
いったい何事かといぶかる一同の前に、再び戻ってきたトモ君の手の中には、デジカメが。
(最初から用意しとこうね)↑
ケイコは、孫が生まれたところで僕の携帯に電話を。
しかし、熟睡していた僕は、それに気づかず後からお叱りの言葉を。
朝10時過ぎ、いったん家に帰ったケイコと共に、佑樹も連れて再び笹谷産婦人科へと。
初孫君は、二日前に生まれた女の子と一緒に、ナースステーション横の新生児室のガラスの中。
何故か、同じ方向を向いて眠っておりました。
これはやはり、北半球のコリオリの力のせいではないかと思いまする。
トモ君は、一睡もせずに会社へ行ったとの事。
若さというものは、宝物であるなと感じた次第。
病室での沙織は、いたって元気いっぱい。
とても9時間の苦闘の後とは思われません。
とても優しいいい顔になっております。
本人は、早速、出産レポを書くとかで、いろいろなネタを披露してくれました。
とりあえずの報告でございました。
葉羽(2009.3.1)
<<THE END>> |