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Secret-122 「ディーン様ご愛用!」

「LIGHTNESS」
MUSIC MATERIAL

 あれは先月1月半ばのことでございました。

 買ったばかりの電波時計のリストバンドが合わず、すぐ近所の竹屋時計店に調整をお願いしに行ったのです。

  竹屋時計店(我が家の近所)

 すぐに調整できると言うので、ケイ子が店の中の美しい商品などを写真に撮影しておりましたら・・

  鏡に自分が写り込むケイ子

「ちょっとコレ見て! 上川隆也のサインがあるよ!」

「あっ、ホントだ!?」

 店主さんに聞いてみると、これは上川隆也がドラマ『執事 西園寺の名推理』の中で用いた懐中時計を貸し出した時に貰ったサインだそう。

 懐中時計は近代を舞台にした映画・ドラマでは重要なアイテムだが、日本でそれを製造販売している店は殆んどないそうだ。

 と、感心して話を聞いていると・・

「ぅわ、ディーン様もいた!」

  ディーン・フジオカ!!

 福島県出身の国際俳優ディーン・フジオカがドラマ『HOTEL NEXT DOOR』に主演した際、愛用していた懐中時計のホンモノがソコに!

 これは凄い!! 見るからに高そうな懐中時計だ。

 さらに店内を見回すと、もっと凄いモノがあった。会津塗の懐中時計だ。

会津塗の懐中時計

 これらは、竹屋時計店さんが会津の塗師さんと協力して作り上げた逸品。

 その際、取材を受けた福島民友新聞の記事も飾ってある。

  民友新聞の記事

 会津塗懐中時計のシリーズがコチラにも・・風格あるなぁ!

 もちろんコレは僕にも思い入れがある。県立博物館の副館長を務めていた時(しかも東日本大震災があった)に、会津塗を椀塗りにとどめずアートに拡大しようとした『会津・漆の芸術祭』を主催したからだ。

 あの時は、企画展示に漆アートで装飾したバイクも展示したっけ・・。

 しかし、こんなところでケイ子が大好きなディーン様に会えるなんて、そしてまた僕が漆アートに会えるなんて、運命のいたずらか。

 こんな見事な懐中時計は、日本全国でも中々お目にかかることはできないでしょう。(だからこそテレビ局から竹屋時計店に依頼がきたのか)

 いやぁ眼福がんぷく!!・・な一日でした。

      

「とっ、ところで・・この時計っていくらするんですか?」(小さな声)

「コレはですね・・ごにょごにょ・・」

岸波えええ~!ヾ( ̄0 ̄; )ノ

(ナイショです:笑 ちゃんちゃん!)

(ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)

<<THE END>>

※なお、竹屋時計店さんの公式ホームページはコチラから。
https://www.takeyatokeiten.com/

 

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