最後の夏 (詩:葉羽)
ピッチャーが天を仰ぐ 応援席から悲鳴が上がる そして君は 呆然と立ちすくむ
予想もしない形で終わった 君の最後の夏 思い切り泣いてもいい この父が許してやる
その涙も その悔しささえも 君の一生の宝物
いや 何よりこの父の宝物
思い切り泣いてもいい このオレが許してやる