その251
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  カメムシ伝説 (詩:大和伸一&葉羽)

 風の音で目を覚ました・・

 落葉が無くなったと思うと
 千切れた小枝が散らばり
 夜明け前に降った雪で
 地面はうっすらと雪化粧

 重く沈む空を見上げれば
 栗子から福島の街へ
 勢いよく黒雲が流れて行く

 この秋のように
 カメムシが多かった年は
 寒く雪の多い冬になると言う

 タイヤを履き替えて
 灯油缶を満杯に準備OK

 明日はこの冬一番の冷え込み
 やはりカメムシ伝説は健在か

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵 “妖精達の初雪物語”
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   Photo by 大和伸一「雪化粧」

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