桃かじる午後 (詩:大和伸一&葉羽)
ひとしきりの雨が上がると 青空が広がり 強い陽射しが照り付ける
果物直売所は 桃を求める人々で溢れ 周りの畑では林檎や梨が すくすくと育っている
きっと この暑さと小雨で 今年の果物は上出来なんだな
桃をかじりながら 軒先で涼んでいると 山猫が自慢気に 獲物の小鳥を咥えてきた
夕刻の吾妻には 早、秋の雲
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