その236
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  遥かなるカルカッタ (詩:大和伸一&葉羽)

 激しい雨も
 未明には上がり
 気にかけていた濁流が
 ようやく落ち着く

 沢音が穏やかになると
 心地よいBGMが戻り
 既にシルクロードを
 何往復もしている
 旅の本を手に取る

 あれは遠い昔
 カルカッタの安宿・・
 水の出が悪い水道で
 頭を洗っていると
 突然のスコール

 今がチャンスと飛び出せば
 ピタリと雨が止み
 天を仰いで大笑い

 懐かしい想い出である

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 魔王魂 "スパイスマン”
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   Photo by 大和伸一「ジャイサルメール」

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