その205
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  桜幻想 (詩:大和伸一&葉羽)

 春霞かかる陽射しの中
 安達太良の残雪が光る

 市内は
 散り行く桜に代わり
 桃が咲き誇り

 カフェ周りは
 片栗が盛りを過ぎて
 菫が芽吹き出す

 温かな小雨を浴びながら
 猪苗代を抜けて磐梯牧場

 雫に映る桜は幻想のよう
 窓を開ければ三分咲き
 見頃は週末あたりか

 何度でも桜を楽しめる
 なんと豊かなり
 福島の春

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵 "夜砂霧”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一「桜幻想

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