うつろひ~晩秋の愁ひ (詩:葉羽)
酷暑が去り 蒼鉛色の空
コロナから 息を潜める雲の底
秋冷の風に 芒(ススキ)棚引き
向日葵は 逝く季節(とき)を懐かしむ
彼方望めば 帰巣する山鳥たち
幾つの秋を 越えて来たりしか
我が哀しみ 雲の間に間に
PAGE TOP