【2019.6.13(木)】 美しき師弟愛 (偉人たちの天衣夢縫)

檀一雄は、信州の平尾村に住んでいた佐藤春夫を訪ね、

その陋屋の一室に泊めてもらった。

春夫を師と仰ぐ檀が、旅の疲れで

うとうとしかけると春夫がやってきて

「眠れない時には寝なくてもいいんだよ」と優しく言った。

これが繰り返され・・・

(・・・三秒考えて・・・)

 

 

檀はついぞ一睡もできなかった。

←過ぎたるは及ばざるがごとし。


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