【2015.2.1(日)】 院長先生 (偉人たちの天衣夢縫)
太宰治に退院の許可が出たので、
彼の兄の津島文治が迎えに行った。
太宰の病室に入ると、仙台平の袴を穿いた
立派な男がやって来たので挨拶をした。
「院長先生、舎弟がいろいろとお世話になりまして・・」
しかし彼は・・・
(・・・三秒考えて・・・)
同じ病棟の精神病患者だった。
←どうなったんだ、そのあと・・!?
(このページはフレーム・ページです。メインページはこちら⇒「天衣夢縫」)