一気に秋が来たね。夕方庭でビール飲んでると うすら寒くなってきたよ。
さて今日は、『キジバト再来』 どーぞー。(σ´∀`)σ
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ちょっと前のことになるよ。
夏の夕暮れ。
いつものように外に置いてあるテーブルで
ビール飲んでたら、 バサバサッ、
うわ、びっくりしたー!w(゚ロ゚;w
ワシのすぐ上、
梅の木の枝にキジバト飛んできて。
あら、口に小枝加えてる!
ってことは・・
あー、巣作っておるー! 久しぶりー!
えーっと・・・4年ぶりー! ٩(ˊᗜˋ*)و
つーことはあん時のこっこちゃんかな?
ワシいても飛んできてるからきっとそうだね!
ちょっとして・・

おるおる。
じーっとして・・
きっとたまごあっためてんだろね。
できるだけ邪魔しないようにしなきゃねー。(*ᴗˬᴗ)ウンウン
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「うちにさー、たぶんだけど、4年前のキジバト来たのよー」
「へー、そうなんですか」
「だってワシいても逃げないし。
あの時はさ、卵からかえってだんだん大きくなって
やがて飛べるようになったある日、
ワシ仕事から帰ったら玄関前に2羽していてさ、
ワシのほうチラって見て、飛び立っていったっけな・・
こいつら、挨拶していきやがったー・・って
ちょっと涙でちゃったよ」(っ ̯ -。)グスン
そして・・

よくわからんけど、こっこおるな!
うひゃー。(*ノ´∀`)ノ
親鳥いないな。
エサ取りにいってんのかな・・
「こっこ、無事生まれたましたー!」
「うわー、よかったですねー」
「うん、だからさ、こないだまで蚊取り線香
たいてたんだけどさ、やめたのさー。
鳥に気ぃ使って」
「えー、ちょー優しー!」
「でしょー」
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仕事に行く時、毎日梅の木を見上げる。
帰ってきたときも毎日確認。
だんだん育って・・いるのか?
なんだっておとなしいこっこだなー。 (´・ω・`)
「最近さー、親鳥あんま見ないんだよねー。
エサ取りに行ってるんだと思うけどさ、
ずっと見ないと心配になるよねー。
ワシ、エサ取りに行かなきゃかなーとか」
「そうですねー。そしたら口移しであげなきゃですよー」
「そりゃ無理―」
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ある日の夕方、ビール持って外に出た時、
たまたま親鳥が飛んできてエサをやり始めた。
良かったー。育児放棄してなかったー。
飛んできた方向を見る。
あら、隣の家のアンテナの上にもう1羽。
ちゃんとそばにいるんだね。(*´ `*)
「エサやりするとこ初めてみたよ。ほっとしたー」
「ほんと心配してるんですねー」
「そりゃそうだよー。
あの、親鳥があの時のこっこだとすると、
今のこっこはワシにとって孫みたいなものだからねー」
「なるほどー。あ、でも、鳥のひないると、
ヘビとかねことか来るっていいますよねー。
だいじょぶですか?」
「そんなの来たら、ワシ、追っ払うし! シッッシッって!」
「ヘビ怖くないですかー?」
「怖いことあるかーい」
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その翌日、
鳥がいなくなった。
ヘビなのか、
ねこなのか、
それは分からない。
ただ、
下から見上げても、
もう、
巣のすき間からは
空しか見えない。 (-_-;*)
「・・鳥さん・・いなくなっちった・・」
「えー!・・もう飛べるほどになったんですか?」
「いや、まだ無理じゃないかなー・・」
「じゃあ・・」
「自然に帰ったんだよ!
うちの庭も大自然の一部だってことだよ!」
「・・なんか悲しいですねー」
「くっそー、 へびー! ねこー! 出てこんかーい!
ワシが・・ワシがかたきとっちゃるー!!」
「もしかして・・
・・・・・
・・・・・・・
・・熊だったりして」 ( ˙꒳˙ ;)

やめてー。 (꒪ꇴ꒪〣
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