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 #197 いきなり本が送られてきたのです

世の中には不思議なことがあるもんだと、
 3週間も悩んだよ。
 でも結果、やっぱり不思議なことなんてないんだねぇ。

 ってなわけで
『いきなり本が送られてきたのです』 どーぞー。 (σ´∀`)σ

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 その本が送られてきたのは、私の誕生日だった。
 送り主は・・・書いてない。(。-`ω-)ンー

 ただ、アマゾンギフトとしか印刷されてない。

 開けてみると、

 

 これが出てきた。

 ゴジラ、と見たとき、
 てっきりディア〇スティーニからの、
 何かカタログだと思った。
 いやいや、アマゾンギフトだもの違うよなぁ。

 ・・・誰だよ。 (*´へ`)

 私がゴジラ好きで、しかも誕生日を知っている人。
 ・・・まるで浮かばない。

 とりあえずありそうなとこから
 当たってみる。

 まず娘。

「え~、誕生日~・・
 そうなんだ~・・あ、そうだね。
 忘れてたー、ごめん!」 (´・д人)ゴメン

 ・・違った。

 絶対なさげだけど一応息子たち。

「誕生日だったんだ、へー」┐(´-`)┌

 ・・やっぱ違った。

 誕生日とか教えてないけど、
 店でよくゴジラの話で盛り上がるお客さんにも聞いてみた。

「あ、すみません。違います」

 ま、そりゃそうだ。

 もうすでに心当たり尽きた!
 友達いないからなー!

 シクシクシク・・・(TдT)

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 いや、泣いてる場合じゃない。

 そういえば娘の旦那のお父さんお母さん、二人とも
 ゴジラと同い年だから好きだって言ってたな・・
 そうだそうだ、それ聞いて
 ゴジラの貯金箱送った時あったな!

 一応聞いてみるか。
 そのお返しかもだし。
 もう何年も前だけど・・
 うむー、聞きづらいな。 (lll-ω-)
 娘に聞いてもらうか。

「うちから送るときは、
 ちゃんとお知らせしますね」
って言ってたよ。

 だよね。

 なんか誰からなのかさっぱりわからないけど、
 私、誕生日でしたー!って、
 みんなに言いふらしてる感じに
 なっちゃってないコレ? まいったな。(´_`)

 うーん、うーん・・
 あとは・・
 兄貴たち!

 ・・ないな

 ・・絶対ないな・・(*´3`)b

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 でもってアマゾンに聞いてみた。

「・・というわけで誰から送られてきたか
 教えていただくわけには・・」

「すみません。それはできません」

「ですよねー・・イニシャルだけでも」

「できません」

「ですよねー・・なにかヒント」

「無理です」

 だよね。
 今時個人情報の扱いはこのくらいでないと!
 さすがアマゾン!

 で、お礼も言えなくているわけです。

 ・・もしかして詐欺! ( ゚д゚ )!!

 送り付け詐欺! )゚0゚( ヒィィ
 別に請求きてないけど!

 もうなんか不気味で雑誌に触ることもできないでおります。

 こういう時どうすればいいの?

 誰か、知恵を貸してください! (^|0|^) オーイ!!

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 と、ここで終わるはずだった。
 それが急展開!

 前に一度登場した防犯カメラ屋さん。
 今度伺います~、と電話来たので、
 あ!カメラ屋さんならネットのことも詳しいかも!
 来たら聞いてみよう、と思ったのです。

「こんにちは~、久しぶりで~す・・・
 なんか変なのが届いたり・・」

 (あれ?先に店長さんから聞いたのかな?)

「そうなんだよねー。ゴジラだよ。ゴジラの本。
 オレがゴジラ好きなの知ってるの身内しかいないじゃない。
 だからみんなに聞いたんだけど該当者なし。
 あとは・・・コアなオレのファン?
 ぷーっ、いないいないそんなの・・
 あれ?笑っていいトコだよ今の。
 だからさぁ、なんか気持ち悪くてもう触れないでいるわけよ。
 こういうのってどうしたらいいんだろね?」

「・・すみません、それ・・私です」

「えーーー!なんかありがとー!

 つか 気持ち悪い とか言ってゴメーン」

 ・・というわけで無事解決しましたとさ。

めでたしめでたし。 ( ̄ー ̄?)

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