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 #071 I君伝説⑧ 伝説の人

久々にI君に会った。

 様々な伝説を残したあのI君だ。数ヶ月ぶりだ。

 I 君のアパートの駐車場には見慣れない新車が止まっていた。

「なにこれ?買ったの?」

「ええ」

 ふと、伝説の数々が頭をよぎり、つい冗談が口をついた。

「なになに、前の車、ついに大破した?」

「えぇ、そうなんすよ。」

 冗談にならなかったー!!

「えっ、そ、そりゃ大変だったね・・」

「えぇ。しかもこないだ実家(秋田)に帰ったときに、

 高速でオービスにひっかかっちゃって・・」

「う、うん・・」

「一発免停なんすよ。」

「ええーー!」

「ほら、新車なもんでビューンってね。」

「ビューンじゃないよほんとにもう!」

「いや~やっぱ・・・厄年って大変っすねー」

 そういう問題じゃないと思います、I 君・・。

(ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)

         


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