久しぶりに娘に電話!
いい歯の日? いやいやモカの誕生日。
(夏休みも2,3日帰省しただけだったし・・どうしてるかな~)
「お誕生日おめでとう~。19才だね。」
「ありがとう。19だなんて、もう若い子からみたらすっかりオバサンだよ!」
「おっ~と、そんなコメントは今いらないよ。
ところで自動車教習所に通いはじめてからそろそろ一ヶ月になるけど、順調に進んでる?」
「あ~っ!それがね、お母さんに教習代出してもらわないで、自分のバイト代で行ってるんだったら、もう辞めてるよ!
運転のセンスないみたい・・・。」
「モカちゃん、いったいどうしたの?方向音痴の私でさえ免許とれたのに。」
「実は・・・・。左折できない。S字クランクできない。カーブふくらむ。
・・・・とにかく大変なのよ。仮免までかなり遠いよ。
こないだなんてね・・。教習所では鬼教官で名高い先生にあたったんだよ。」
鬼教官「きょうはS字クランクだ!とりあえず外周2,3周してみな。」
(で、とりあえず走ったら・・)
「へ・た・く・そ~!へったくそう~!」
(で、びっくりしてブレーキ踏んだら・・)
「ブレーキ踏むな~!こえ~から!クランクなんて出来んのか?」
(きょうクランク何回目だったかな?
そういえば、こないだは、何回も乗り上げてしかられて、もう3回ぐらいは死んでるって言われたっけ・・・。
そしていよいよクランクへ。きゃあ~。一回でできたあ!)
「なんだい、うまくできたじゃねえかあ!」
「先生の言った通りにやっただけです。ありがとございます。」
「あのなあ、道路はクランクばっかりあるわけじゃねんだぞ。ちゃんとカーブ曲がれるように、あと30分ずっと回ってろ~。」
(で、ずっと外周まわってたら)
「あのな、ばかみたいにずっと同じ方向に走ってないで、どっか曲ったりして逆方向にも走ってみろ~!」
(トホホホホ・・・・)
やっとこ鬼教官の時間がおわり・・・
「いやあ~。おもしろいおねいちゃんだない。最初よりはましになったな!ほんとにおもしろいおねいちゃんだ。」
「おもしろいおじちゃんですね。ほんとにおもしろいおじちゃんですね!」
いよいよ仮免の試験受けれるなあ~。
よかった・・・。
「お母さん、私ね運転には向いてないと思うよ」
「大丈夫よ!がんばってね。免許取るのに10年くらいかかった人も知ってるから、ほんとに大丈夫だよ。」
「お母さん、それってもしかして・・・・。あの有名な・・・・。」
「そうよ(^.^)????」
ああ~なんだかモカったらI君みたいだわ!
免許取得したら、一番最初に I君を乗せてみたらいいかもね。
(きっとI君、怖さを感じないわ。)
「私は年内に取れるようにがんばるよ!」
モカは、そう言って決意を新たにするのでした・・・。
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