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 #018 Milktea&Moca①住まいる倶楽部

ここから店員(後に奥さんとなる)のMilkteaさんと娘のMocaちゃんのシリーズがラインナップに加わります。

 ある日の昼下がり、二人組みの男たちがやってきて・・・

 ピンポーン!

「配水管の点検です。立ち会って下さい。」

 ひとりで留守番のモカ(Moca)はいわれるまま外へ。

「汚れがどうのこうの・・・定期的に清掃しないと。・・・おくさん、ところでこの家は築何年?」

「わたしが小学1年位の時だから~ん~」

「おくさんが小学生の時じゃずいぶんと前だない。かなり古いんだない。」

「えっ!いや10年くらいです。」

「あら?おくさんそんなに若いの?悪いこと言ったない。・・・あらもしかして娘さんかい?」

「・・・・。」

「おかあさんは?」

「留守です。」

「いや~時々掃除するようにって言って下さい。んじゃどうもでした。」

 夕方帰宅した私(いちおう母)にしゃべりまくる娘。

 わたしは心の中で高額料金騙しとるインチキ掃除屋だな、ひっかからないでよかったな、と思いながら聞いてました。

「おかあさん。あたしムカツク!!高3だし~。しかも、おくさん、おくさん、って、あたしの苗字『おく』じゃないし!」

「はあ~!あんたなに言ってんの。悪徳業者にだまされかかったってまだ気がつかないの?」

「はあ~!おかあさんこそあたしの傷ついた心に気づかないの?」

 皆さん、ブルゾンの背中に「住まいる倶楽部」のロゴの男たちには要注意です。

 何がスマイルだい!

 18年間つちかってきた母娘関係に溝が生じるなんて・・・。

 (側溝の掃除も忘れずにいたしましょう。)

(ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)  (ToT)

        


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