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「春の吹く場所で」(TAM Music Factory)
 


  ガキの頃はさ、
  若さなんてさ・・・棒に振るものだと思ってた・・・

  この夏になってさ・・・そんな感覚がまた戻って来たんだ!

  新しいモーターサイクルを手に入れて・・・
  寝ることも忘れて走った・・・

  あの頃の方がずっと素直に笑えた!
  そんな気がするんだ!

  尖がっていた・・・ツッパッテいた・・・
  斜に構えて生きていた!
  ギラギラしていた・・・腐っていた・・・
  なににでも反発していた。

  顔を汗と埃とOileで染めて・・・
  ただ、ひたすら地平線の向こうを目指していた。
  ただ、ひたすら見えないなにかを追い求めていたんだ!

  それは、本当に空しいことだったんだろうか?

  ポニーテールのイカシタ彼女に、覚えたてのタバコ・・・
  自慢のマシンにレザースーツ・・・
  どこまでも続くFree−Wayをたった一杯のCoffeeの為に
  何時間も転がしていった。

  ふざけんじゃぁねぇぞ・・・動物じゃぁねぇんだ・・・
  オレを縛れるものなんて・・・なにもなかった!!!


  「A BOY」

    いつも あなたの 腕の中で 
    遠い空ばかり 見てる
    二人で 聞いたRadio
    雨に 打たれてた Motor-Bike

    誰でもが 貴方の事 悪く言うのは何故?
    皮ジャンの その胸だけが 
    たった 一つの安らぎの場所なのに・・・

    抱きしめててBoy つかまえててBoy
    大人は誰も 理解っちゃくれないの・・・Little-Darlin'

    始めての朝 迎えたのは ガレージの車の中
    Back-Seatの中のパラダイス 
               いつまでも 続くと信じた!

    My Daddy & Mama 
    ワタシの夢に 心閉ざすのは 何故?
    愛の意味 知らなくても 
    確かなものに 手を触れていたいのに・・・

    小さなハート 今にも砕けそうよ・・・

    見失いかけてる Teenage-Dream
    二人なら きっと つかめるわ
    マッスグな まなざしの中で・・・

    ガラスのハート 壊れちゃいそうなの・・・
    ガラスのハート 守っていて欲しい・・・Boy・・・

                     By Ayumi Nakamura


  あの頃の方がずっと素直に笑えた!
  そんな気がするんだ!

  ただ、寄り添うだけで良かった・・・
  時が流れるなんて・・・思いもつかなかった・・・

  ただ、ひたすらにギラギラしながら・・・
  いっつも、なにかを欲しがっていたんだ!?


  やがて・・・BoyはBoyのままで・・・
  前髪を下ろし・・・レザースーツを・・・
  グレーのビジネススーツに変えた・・・・・・・
  GirlはLadyになってPony-Tailを下ろした・・・

  LadyはBoyの腕の中から、飛立って行った!

  それだけの事だと思っていたが・・・
  なんだか全てが変わっちまったんだ・・・
  オレはオオカミから、ヒツジへと・・・
  穏やかで勤勉にと・・・変わっていった。

  そうさ・・・きっと・・・
  何かを失くしたことにさえ、気付かないままに・・・

  うんとね・・・良く判らないんだけどさ・・・
  あの頃の方がね、ずっと素直に笑えたような・・・
  そんな気がするんだ!



  ひょっとしてさ・・・人間ってさ・・・
  欲しがっていないと駄目なんじゃぁねぇのぉ〜
  欲望を失くしちまったら、終わるんじゃぁねぇの〜
  うんっ、最近そう思った!!!

  なんだろ、綺麗に言うとさぁ・・・
  夢を失くしちゃぁ駄目だろう〜

  だから三つの子供みたいに、いつも欲しがっていたい!
  Boyでいいやぁオレ!
  したり顔でさぁ、常識なんか語りたくないものぉ〜

  常識の中にはさぁ・・・教科書みたいにさ・・・
  決まりきった事しか存在しないでしょう〜???
  オマエラさぁ・・・
  本当にそれでいいのんかぁ???????

  あ〜ヤダヤダァ・・・
  人と同じ事してないとさ、
  不安でしょうがねぇんだろ〜???

  あ〜ヤダヤダァ・・・
  そうやってさぁ、御手手繋いで、
  仲良く同じ道歩いてろ!

  あ〜ヤダヤダァ・・・  
  そうやってさぁ、廻りの目を気にしてさ
  コジンマリと生きてやがれ!!!

  あ〜ヤダヤダァ・・・
  つまらねぇ陣取りGameに人生を費やせ!

  あ〜ヤダヤダァ・・・
  ちっぽけな暮らしを守って生きろ!!!

  (只今、自分に言い聞かせておりまする。
   他意はありませぬ!)


  判ったよオレ!
  欲しがるからさ・・・輝けるのよ!

  悟ったよオレ!
  夢を見るからさ・・・進めるのよ!

  信じたよオレ!
  自分を・・・そしてこれからのオレの道を・・・

  こらぁ・・・てめぇ
  いつまでも、コジンマリとしてんじゃぁねぇぞぉ・・・

  (しつこいけど、自分に言い聞かせておりまする。)


  そしたらさぁ・・・
  あの頃みたいにさぁ・・・
  Pony-Tailのかわゆい彼女でもできるかなぁ・・・

          

  きゃははは・・・
  馬鹿言ってらぁ!!!

  もう、なにもいらないさ!
  一回さ、Zeroにしてさ・・・みんな失くしてからさ・・・
  また、やり直すんだ!

  うううぅ〜 オレってば、カッチョええ〜
  いけねっ! ナルちゃん出て来たぁ!?

  ああそうかぁ・・・
  おおよそこの世で一番愛する者がね済んだらね・・・
  まぁ、大したことじゃぁないんだけどさ・・・
  ちょっとだけさ、順番があるのよ!
  ここだけは、サ、ちったぁ大人になっとかんとね、いけんよ!



  ひょっとしてさ・・・人間ってさ・・・
  欲しがっていないと駄目なんじゃぁねぇのぉ〜
  欲望を失くしちまったら、終わるんじゃぁねぇの〜
  うん、っ最近そう思った!!!

  なんだろ、綺麗に言うとさぁ・・・
  夢を失くしちゃぁ駄目だろう〜

       


  なんだかね
  すこしだけね・・・夢を見たんだ!
  それだけのことなのさ・・・今日の話しはねぇ・・・
      
  夢については・・・未だ語らず!

  とにかくね、欲しがり続けてさ・・・
  生きて行くことにしたのさ!

  オレの事、欲望の塊と呼んでおくれ!

 きっとね・・・
 挫けちまうと思うんだよぉ〜
 まぁいいかぁ!
 ソソクサ、ソソクサ、借金返すぞぉ・・・
Let it be!

(BY 朱雀RS 2006.07.31)

 






































 
















































 

































































































 

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