桃源郷の冬 Poem by 葉羽
もう百年以上も経った この住まい 喜びも悲しみも ずっと包み込んできた家
時代は流れても この辺りの穏やかな佇まいは変わらない
秋祭りの頃には 今年も稲穂の色に染まるだろう
ここで生き ここで死んでいく
いつも変わらず 柔らかい風が吹くこの町で
(photo by なっちヤン「桃源郷の冬/浅草岳遠望」)
PAGE TOP