みなさん、こんにちは。ごぶさたしてしまいましたが、元気です。9月下旬、遅い夏休みをとって中欧を旅行してきました。その写真を送ります。今回の旅行で特に印象に残った街は、チェスキー・クルムロフ〔チェコ〕とブダペストでした。
前者は、S字を描いて蛇行するヴルタヴァ川〔モルダウ川〕を天然の堀のようにして高台に立つ城が中心で、小さな街ですが、世界遺産に登録されています。ちょうど祭りが開かれていて、夜遅くまで散策が楽しめました。後者は、昨年EUに加盟したハンガリーの首都ですが、大河ドナウの両岸に並ぶ王宮、教会、国会議事堂などの建物が見事。有名な夜景だけでなく、日が暮れかかるころや早朝の景色にも目を奪われました。
また、ウィーンのレオポルト美術館で、画家エゴン・シーレの作品を見られたのも収穫の一つ。シーレの母の故郷で、アトリエもあったというチェスキー・クルムロフでは、シーレ作品の常設展示があるはずの施設を訪ねたものの、デスマスクなどしか見られず、がっかり。それだけに、大半の美術館が休みの月曜日に観光したウィーンで、レオポルト美術館が開いていたのは幸運でした。
いつもながらの駆け足で、見逃したポイントも多いのですが、天候に恵まれ、期待以上の旅行でした。それではまた。さようなら。
Hiroshi (2019.6.5)
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