<<INDEX <PREVNEXT>
 #152 サラダ記念日

by 葉羽
Backwall: イタリア写真壁紙「シチリア/カステルモーラ」
BGM"Please Don't Go" by Blue Piano Man
Site arranged by 葉羽

 

◆この曲と決めて海岸沿いの道とばす君なり「ホテルカリフォルニア」

◆「また電話しろよ」「待っていろ」いつもいつも命令形で愛を言う君

◆愛持たぬ一つの言葉 愛を告げる幾十の言葉より気にかかる

◆潮風に君のにおいがふいに舞う 抱き寄せられて貝殻になる

◆「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの 

◆愛ひとつ受けとめかねて帰る道 長針短針重なる時刻

◆君の髪梳かしたブラシ使うとき香る男のにおい楽しも

◆オクサンと吾を呼ぶ屋台のおばちゃんを前にしばらくオクサンとなる

◆この部屋で君と暮らしていた女(ひと)の髪の長さを知りたい夕べ

◆愛人でいいのとうたう歌手がいて言ってくれるじゃないのと思う

◆気づくのは何故か女の役目にて 愛だけで人(ひと)生きてゆけない

◆さよならに向かって朝が来ることの涙の味でオムレツを焼く

(俵万智『サラダ記念日』より)

 

 

 

葉羽 「サラダ記念日」について

TV番組を見ていて、現在の若い人たちに「サラダ記念日」がよく読まれているのを知って驚きました。僕があの本に触れた頃の感動は現代の若者の胸にも響くのですね。ということで、かつて大和伸一写真館「氷の衣」でストーリー仕立てにチョイスしたナンバーを取り上げてみました。


  Copyright(C) Hashimoto&Habane. All Rights Reserved.