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   告白  Poem by Heinrich Heine

 葦よ 砂よ 波よ 
 もろくも砕け散るものよ何と言うはかなさ…
 空は益々暗く心はいよいよはやる

 今僕は手に力を込め
 ノルウエーの森の
 一番高いもみの木を引き抜き
 エトナの山の煮えたぎる火口にそれを浸し
 火を含む巨大な筆にして暗い空の表に書こう

「アグネス あなたを愛す」 

 そうすれば不滅の火の文字は夜毎大空に輝くのだ
 未来の世の人々が歓呼してこの文字を読むだろう

「アグネス あなたを愛す」


 Midi by Blue Piano Man “The Ballad Of Lonely Clown
  Photo by 1ZOOM.ME "ノルウェー"
   Site Arranged by Habane

 

 

 

 

 

 

こんな風に愛されたら…なんて思ったりして…。私が最初にポエム心を刺激された詩集です。あこがれていた先生が大好きな詩で、そのせいかも。本を片時も放さない文学少女(?)でした。
Poem selected by Fujiko

 

 


 
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