白鳥 Poem by Fujiko
真っ白な翼を広げ 優しい姿で 静かに 水面(みなも)を 漂う白鳥が居る
今 又 新しい旅立ちのとき 深く碧い 空に いだかれて 旅立つとき
翼を無くした白鳥(とり)は空に想いを馳せる いつか・ あの空に あの碧に包まれた 自由と言う 瑠璃色の世界に翼立(とびたつ)こと
いつか・・・その時が来るまで 今は 空と水面の狭間で・・ 何色にも染まることなく 想いが届くときまで 漂っていよう・・
飛べない白鳥(とり)は 何時も夢見る
夢は無限を運んでくれるから