ひかりの小道 Poem
by Fujiko
凛とした寒さの中に 立ち尽くす自分が居る・・
凍りそうな暗闇の世界
目に見えるものは何も無い
有るのはただ、混沌とした闇だけ・・・
恐れ・・恐怖・・孤独・・ そんな中にあって
パンドラの箱に最後に残っていた
極々小さな希望と言う声・・
目には見えない 心に感ずる薄明かり・・
その光の声に導かれるように ただ歩んでゆく
小さな光でも命の光
かすかに感ずる光を頼りに歩む・・
何処までも遠くにあったり
手に届くほど近くにいたり・・
ときに冷たく、ときに暖かく 光が溢れる時
キラキラ・キラキラ 力と勇気をくれる
ともすればくじけそうなとき 光がはじける
気が付けばこんなに遠くまで 歩んでる
何処までも続く道程の心象風景
生きているから生きてゆかねばならないから
人は光を信じて歩み続ける
信ずると言うことは 信じ続けること
信じ続けると言うことは 至難の業
でも 信じ続けて歩む・・
迷いながらも、ただひとすじのみち・・・ |