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by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
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(丸山芳子)“精神の<北>へvol.3”のトークセッション2日目は、アーティストがリサーチした異なるフィールドの実践者が登場。アーティストの体験を織り込みながら、そのフィールドを引き出していく3組のクロストークです。まずは一組目をご紹介。
【2014/9/7】異分野クロストーク 1『早稲谷へ行ってみよう〜』 小野:今日のお客さんの中で農業をやっている方は、思った以上に少ないのが現実です。僕自身でも農業に対する距離感があって、なかなか分からないと思っていた中で、長谷川さんに教えてもらったイギリスのドキュメンタリー番組「未来への農場」がYouTubeで見れます。なぜ長谷川さんが今早稲谷で農場をしているか分かるかと思います。なぜ自分の実家である農場を継ぐことにしたか、どんな農場にしたいかを実践しようとしている女性のドキュメンタリーです。農学博士の長谷川さんは、何をご専門にしていたのですか? 小野:長谷川さんに会った時は正直あんぐり笑えるような話をしてくれまして、滅茶苦茶面白いなと…。・・・普段生活している方が何を考えているのか、相手のことに対してどれほど好奇心を持つかとか、じゃあ自分は何を考えているのか?・・・例えば子供がいたとしたら、自分の息子娘は何を考えているのだろうという好奇心が「精神の〈北〉へ」というコンセプトへの大きなワンステップになるのではと考えています。その中で長谷川さんのやっていることは一気に10ステップぐらい勝手に発進しているのが面白く思います。それで馬2頭は、実際に実践していく中でペットではないですよね? 小野:2年経って、元々始めようとした早稲谷の生活は長谷川さんにとってどの辺のポジションにあるのでしょうか? 小野:ストレートに、長谷川さんにとって「精神の〈北〉へ」とは何か?言葉で。 葉羽 3回シリーズでお送りするこのクロストークは各20分のトークからの抜粋です。詳しい内容は、来年発行される記録集に掲載される予定です。
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