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(丸山芳子)中学生絵画展の表彰式が行われました。
【2024/2/12】 「佐藤太清「記念」中学生絵画展」 先週の土曜日、文化勲章受章者の日本画家、佐藤太清氏の功績を記念して毎年開催している中学生絵画展の、入賞・受賞した中学生への表彰式が行われた。(主催:板橋区、事務局:板橋区立美術館) 佐藤太清氏は、半世紀に渡って板橋区に居住して活躍し、青少年の美術奨励事業に尽力したというゆかりがある。 私は3名の審査員の一人として毎年中学生の作品に向き合い、もう15年になる。表彰式の後の、審査員からの講評は、今年は私の順番だった。 今回は、内省的な作品、地球環境への関心につながる作品が多く見られた。 想像するに、自分の身近に及んだコロナ・パンデミックが、地球まるごと人類全体の出来事だったことや、日々耳に入ってくる戦争の悲惨なニュースが、中学生たちにも、自分自身を見つめたり、この世界がより良くなることを願う意識を促したのかもしれない。 式の後、会場で何人かの入賞者から自作へのコメントを求められたのは初めて。私の講評に惹きつけるものがあったのかな?さらに伝わる絵を描きたい意欲が湧いたのなら、私も嬉しい。 会場には、全国から応募した中学生の部門に加えて、佐藤太清氏の故郷である京都府福知山市において全国から公募した、高校生以上の若者達の絵画部門、日本画部門の作品も展示されている。 中学生のみずみずしい表現と、青年たちの重厚な作品の両方を堪能できる。 葉羽 受賞者からコメントを求められたのは嬉しいですね♪
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