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(丸山芳子)"精神の<北>へ"の日本での交流展が開幕します。

 

【2021/9/16】 精神の<北>へ/喜多方展・西会津展

 いつになく、そうとう重い荷物を引いた実感がある。

 ひとりではなくて共同の事業だからなのか。対話と納得を得るためのプロセスが、国内外の多方面との関わりを伴うせいなのか。文字の対話、その半分は英語。ゆるくなかった。

 乗り越えるべきハードルはいくつもあったけれど、乗り越えられたものは、私を鍛え、人生を味わい深いものにしてくれたかな?

 開催の2週間前。お知らせします。

 今年の「精神の〈北〉へ」は、日本とスコットランドのアーティストたちが連携して、連続交流展を開催するという計画です。

「精神の〈北〉へ」の1回目に招いたSu Griersonさんが Confluence of Northプロジェクトをたち上げ、私のSpirit of Northと常に連携して、両国で以下のような国際展を開催しています。

 -6/8~26 Perth Creative Exchange(パース市/交流展)
 -9/5 Yell(シェトランド諸島/オンライン・プレゼンテーション)
 -10/3~16 二十間蔵・絵本の蔵・南町2850(喜多方市/交流展)
 -10/23~29 西会津国際芸術村(西会津町/交流展)
 -10/23~11/27 An Lanntair(ルイス島/交流展)

 コロナ禍のため、お互いに直接会うことはできないものの、昨年から離れたままの対話を続け、6月と9月の交流企画を実施しました。

 さて、いよいよ10月から日本での交流展の開催です。

 会津地方の喜多方と西会津の開催は、それぞれの会場にも特徴があります。喜多方展は、文化庁より「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されたエリアの、3つの個性的な蔵。西会津展は、元中学校だったレトロな木造校舎をそのまま活かした、文化発信拠点です。

 日本とスコットランドからの8名が、2人ずつ4組のペアを組んで、協働で作り上げるインスタレーションがメインです。その表現は、絵画や映像や写真や、はじめからそこにあったもの、その空間の佇まいも作品をつくる要素となります。

 西会津展はスコットランドのルイス島での開催と同日スタート。日本とスコットランドの会場にて、4組の8つの協働作品は距離を超えて互いに共鳴するはずです。

【 喜多方展での催し:10/7(木)】
 19:00~ /丸山常生パフォーマンス
 会場:画廊 星医院(リーフレットの地図参照)

【西会津展での催し:10/24(日)】
 14:00-16:00/ 講演「北と惑星思考」結城正美
 自然や環境は人間の歴史のなかで語られてきたけれども、惑星という視座は、近年になって出現したものである。人間の時間尺度を優に超えた惑星、そこに私たちは住んでいる。そのことを文学作品を手がかりに考えてみたい。
(青山学院大学 文学部英米文学科教授:環境文学・アメリカ文学)
 18:00-20:00/ 国際交流オンライン・コミュニケーション
(同時開催中の両国会場同士をつなぎ、この活動を振り返る)


 ※右の背景画像⇒

「生まれた星に還る 10(部分)」2021
 紙にガッシュ、アクリル
 31x40cm

 "Return to the Home Planet 10"
 gouache, acrylic color on paper
 31x40cm

葉羽 大成功をお祈りします。

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