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by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
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(丸山芳子)引き続きフィンランドで奮闘中。
【2019/9/7】 カタログ制作中 ロヴァニエミ美術館が制作してくださるカタログは、当初、フィンランド語と英語の他に、日本語も加えるのは難しいかもしれない、という予想があった。 フィンランドで日本語の翻訳者を見つけるのは容易ではない。そんな条件のなかで、キュレーターのアイラさんが方々に声をかけて翻訳者を見つけ出し、日本語も併記したカタログが、今準備されている。 私はカタログ全体の日本語の校正を依頼されて、印刷前の原稿をみている。 ヒルッカ・リーッカネン ロヴァニエミ美術館館長の巻頭あいさつ文には、このようなコメントが含まれている。 「・・・ロヴァニエミ美術館は、ヨーロッパの北端というその立地から、展覧会の開催方針として北方をテーマに定めています。北極圏に位置するこの街は、実質的に北極圏に属しています。 2017年、画家ヘレナ・ユンティラによって、当美術館に 「精神の〈北〉へ」プロジェクトの企画が持ち込まれました。それはまさに、ロヴァニエミ美術館が、展覧会活動において取り扱うことを願っていたテーマでした。・・・」 心にしみた。ぶれずに続けてきて良かった。たとえ一般受けしなくても、ちゃんと共鳴する相手がいる。きっと世界のあちこちにもいる。 右の背景写真⇨は美術館が作成した2019年の展覧会の紹介パンフレット。私たちの展覧会紹介とともに、RETHINK THE NORTH という美術館のコンセプトも。
【2017/9/11】 KoLari ロヴァニエミ美術館でミーティングをした日のうちに、私たちは130キロ北上し、KoLariというまちのWilla Korvaにて10日間滞在制作した。 そこは彫刻家が経営するスタジオ付きのアパートで、森に囲まれた環境はマテリアル収集にうってつけ! 森をあるけば精神が浄化されるようだ。 朽ちた倒木には新たな植物が命を育んでいる。 エルクの頭蓋骨。こんなきれいな状態で落ちていた。 ころがった根のうねる表情が、生きてきた年月を示している。 敬意を持ってそれをいただく。 We stayed at Willa Korva in Kolari, Finland. It was wonderful life for creating in the silent forest. We see the cycle of life. 葉羽 神の存在を感じさせる土地ですね…。
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