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by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane |
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(丸山芳子)我が家を補強工事中。
【2018/7/26】 補強工事 5月末から補強工事を開始した我が家は、足場と覆い幕に2ヶ月間包まれている。 足場が必要な工事は今回で人生最後にしたいので(これ以上はムリ…)、職人さんがいない日曜日や朝に足場にのぼり、高所も入念に見て回る。
工事用足場は、スリリングなジャングルジムみたいだ。 すべてを見下ろす視界と、普段は見れない部分に近づけるのは、なかなか楽しいし気持ちがいい。
二階の固定窓には、蜂の巣とカマキリの卵がついていた。
飛散防止幕と塗装用の養生シートで二重に覆われた自室の3面の窓越しに、足場を移動する影、作業する影、作業の音。 修復部分のことを相談する職人さんのくぐもった声が聴こえる。 まるで外科治療を受けるのを体内から透かし見ているかのようだ。 (透けて骨や内臓がみえる魚) 工事中はほとんど外出できず、集中しにくい中、粛々と家で仕事をしているので、引きこもりのような感覚で工事の過程を観察している。 葉羽 補強工事しながらもいろいろな発想を得ているのですね。さすがはアーティストです。
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