（丸山芳子）「作品集」の印刷に漕ぎつけました。

【2025／4／14】　「作品集の印刷完成」

　私の作品集制作は、とうとう山田写真製版所(YPP) 富山本社での印刷の立会いまで漕ぎつけた。

　8日の早朝、私を含む制作チーム4名が東京から富山市に向かい、2日間滞在して立ち会った。

　印刷機のそばまで依頼者が入れるなんて意外なことだが、この会社はそれを当然のように行程に組み込んでいた。

　これまでの編集行程で、制作チーには私の希望を伝え、懸念を感じるときは丁寧に説明したのでメンバーの理解が進み、依頼しなくても画像の色被りなどを除いてくれ、印刷を控えた図版の完成度はとても良くなっていた。

　そのため、印刷立会いでは、ほとんど直前の修正の必要がなく順調に印刷が進み、制作チームメンバーから見ても、今回は稀に見る速やかな進捗ぶりらしい。（人によっては、印刷機の前に来てから文字の修正を主張したり、悶悶と迷ったりする場合もあるらしいのだ。）

　印刷立会いの合間合間には、表紙や見返しのデザインを決めるため、紙やインク候補を見せてもらい、見本を作ってみて見通しが立った。

　印刷機オペレーターから連絡を受けるたびに現場に行って確認して「OK出し」を20回ぐらい繰り返して、合間には工場内の多様な印刷機を見学したり、おしゃべりしたり、昼食に出かけたり。

　そして2日目の夕刻には最後のOKを出して、みんなで記念撮影し、作品ページの印刷が完了。テキストのページは、夜のうちに夜勤の社員が刷り上げたらしい。２日間の集中は疲れたけれど、数年越しの大仕事が完成に近づいている！うれしい。

　大会社が何億円もかけて依頼するアイドルの写真集と比較すれば、私の本はとても少額な依頼だ。

　しかし、自費でつくろうとしている思いの深さに協力する意義を感じてくれて、私が納得いくまで付き合って希望を叶えたい！と言ってくれた制作チームには感謝しかない。

　この作品集を広報に生かして、発表活動を続けて、10年後に、またこのメンバーで２冊目をつくる話までしちゃっている。私が元気に生きていれば。。。

葉羽　大仕事をやり遂げられましたね。おめでとうございます！