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その224

昭和限定CM「♩デジタルはカシオ」

 前号で書いた東京発仙台行、東北新幹線最終は東京駅21:44分発が正しい。訂正してお詫びします。

 同じく訂正だが、駅の構内放送「黄色い線の内側にさがってお待ち下さい」ではなく、「黄色い点字ブロックの内側にさがってお待ち下さい」が正しい。

 歴史は繰り返すが、私は間違いを「反復横跳び」のように繰り返す。

「反復横跳び」だが、今の私の体では二、三回でも心臓バクバクだ。

 高齢になると「心機能」は弱くなるが、「心臓」は強くなり何度間違っても平気になる。

 ツーカ、間違いに気づき訂正できるうちは、まだいい。今後は間違いにも気づかずスルーしてしまうのか。

「訂正するー」事ができずに「訂正スルー」だな。

 心機能だが一昨年の健康診断の心電図検査で不整脈があり、再検査になり精密検査をした。

 原因はよく分からず経過観察になっているが、朝起きたら「死ンデンズ」にならないように毎年の心電図検査は大事だ。

 日頃の体調の心配を停止すると心肺停止につながる事がある。

「♩シーンパイないからね」って、歌いながら脈をみる医者は個人的にはウケるが、世間的にはヒンシュクなのか。

「♩信じることさ、必ず最後に愛は勝つ」なんて私にはピンとこないが、愛に負けることはアルアルだ。

 過日、従兄弟のお葬式に参加した。突然の逝去で驚いたが死因は「大動脈解離」だったらしい。救急車で病院に運ばれ心肺蘇生をしたが手遅れだったという。

 葬儀会場が茨城県の牛久市で牛久駅から車で30分くらいかかる場所だ。

 葬儀は午前10時からなので、朝イチの新幹線で上野まで行き常磐線に乗り換える。

 常磐線は上野東京ラインもあるが混みそうなので上野発に乗る。「上野発」に乗るのは久しぶりだ。

「♩上野発の夜行列車降りた時から、青森駅は雪の中」なんて歌があったが、きっと「♩夜行列車降りる前から、青森駅は雪の中」だな、

 なんて考えていると、「この列車、○○号車から○○号車は、○○駅止まりになります」と車内放送があった。

 よく聞き取れない。牛久まで行くのか不安になる。車掌の巡回もない。

 しかたないので斜め前に座っているおばさんに、「すみません、この列車、牛久駅まで行きますか?」と聞いて確認したが、私と同じような高齢者が、行き先をまわりの人に尋ねる姿が見られた。

 首都圏では路線によって「女性専用車両」というのが時間限定であるが、「シルバー車両」なんて将来できるのか。

 シルバー車両はトイレの数を増やし、車内表示の文字も大きくしてほしい。

 デジタルのディスプレイは表示がコロコロ変わるので、よく理解できない事がある。見やすい紙表示にしてほしい。

 昭和おじさんは時刻表や地図など「紙表示」が理解しやすく安心する。

 スマホ脳に進化できないアナログ爺さんは社会的弱者になっていくが、今さらデジタル爺さんになる気力もない。

 昭和は「♩デジタルはカシオ」だけだったのに最近は多くがデジタルで「デジタル庁」まである。

 山口百恵さんがカムバックしたら「♩アナログは昭和」なんてCMするのか。

 列車の「○○車両」だが、かつては「禁煙車両」なんてあったが、今は逆転し「喫煙ルーム」が東海道新幹線の一部にあるらしい。

 東海道新幹線はビジネスマンの利用者が多いのでJR東海はソンタクしたのか。

 昔の特急には「食堂車」もあって「特急ひばり」の食堂車でハンバーグライスを食べた思い出がある。

 車窓を楽しみながらの食事は美味しいが、車窓より若いウエイトレスのエプロン姿を眺めていたボクで、アイスコーヒーを追加注文し、チビチビ飲んで食堂車に長居した昭和若者のボクです。

 好みの子がいると半分に減ったアイスコーヒーに、お冷やの水を注ぎ足しアメリカンアイスコーヒーにして、席をなかなか離れなかった昭和バカ者のボクです。

 (2023.7.29)アンブレラあつし

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