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  縁が有りませんでした  by あつし

「縁が無かったのよ」と言って
 貴女は立ち去りました

「縁が無かったのよ」と言われれば
 私に返す言葉はありません

「縁が無かったのよ」と言われれば
 男らしく貴女を諦めるしかないと
 あの時は思いました

「縁が無かったのよ」と言われても
 貴女を簡単に諦めてはいけなかったと
 今思います 

「縁が無かった」のではなく
 貴女への「情熱」が足りなかったと
 今思います

「縁」のせいにして
 あれから半世紀近く生きてきました

「縁」が無くても
 それなりに生きていけます

「未練」と心中するのも悪くない
 なんて未練たらしく書いてます

Poem by あつし
BGM by  Music Material "Friend"
Photo by 無料写真素材ぱたくそ「着物女性の後ろ髪」
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