平成4(1992)年38歳の時に研究所から本社に転勤しました。それまでの医薬品などの合成研究から、医薬原薬&中間体、化成品などの開発業務となりました。
それらの製品を製造する場合に自社だけでは賄いきれませんので、協力関連会社(委託先)に途中まで製造を委託します。
製造がルーチンになれば生産購買部署に移管しますが、レールを敷くところまでは私が担当しました。委託先の得意技術を見極め、最適と思われるところに頼みます。
で、私は公務員ではなく民間企業の一介のサラリーマンでしたので、いわゆる接待を結構受けていました。
接待
雑感 267に記したように「東京人形町の「今半」で食べたすき焼きの牛肉は、この世のものかと思うほど美味しかったです。接待される方でしたが」。
今半ではアワビの踊り焼きもご馳走になったことがあります。銀座「瀬里奈」で蟹シャブをいただいたこともあります。
アワビの踊り焼き
ある日帰宅するとカミさんが「今朝、今日は時化(しけ)っているので漁ができず、お届けできません、って電話があったけど、お父さん分かる?」と。
翌日帰宅すると、駿河湾近くの委託先から、今朝獲れたタラバ蟹の足が何本か届いていました。蟹だけでお腹一杯になったのは、あの時が最初で最後でした。
タラバ蟹の足
ある委託先は毎年老舗の佃煮を送ってくれ、年に一度は接待ゴルフコンペを開催してくれました。賞品にはカミさんが喜びそうなものをもらって。
長野県の上田工場に6年間勤務していましたが、その時は毎年秋に出入りの建設会社から松茸をいただいていました(上田は松茸の産地です)。
松茸の贈答品
そう言えば松茸なんて買って食べたことはありませんね。結構美味しい汁を吸わせていただきました、今にして思うに。