出産レポートの続きです♪
9月14日・・・その3 産まれるの?編。
ダー様も、助産師さんに言われて、
腰を押したりさすってくれたのですが、
ゴッドハンドを経験してしまったワタシには、物足りず。。。
それでも、汗をふいてくれたり、
一生懸命声をかけてくれたり、がんばってくれました。
19:30
この頃破水。
いよいよ、お産の準備に入りました。
分娩台が、分娩体勢に切り替わり、
足には分娩用のカバーがつけられ、
ダー様は、私の頭の方にスタンバイ。
本格的ないきみが始まりました。
2回の深呼吸 すーーーはーーー すーーーはーーー
そしていきみ! うーーーーーーん
何回これを繰り返しただろう。。。
とにかくとにかく、ひびさんの時より、
いきみまくった感じなんです
なのに、いきんでも、いきんでも、
出て来ない感じなんです
すると、直前に帝王切開の手術を終えた看護婦さんや、
早番で仕事を終えた看護婦さんたちが、
どんどんお手伝いに入ってきました。
いきむと同時に、
内診する助産師さん、
お腹を押す助産師さん、
私の姿勢を誘導してくれる看護婦さん、
がんばれ!!
体丸めて!!
目をあけて!!
息吸って!!
おへそ見て!! と声をかけてくれる助産師さん2名。
そしてダー様。
この時点で、6人もの方々に見守っていただいてました
ようやく、「髪の毛見えてきたよー!」の声。
19:50
先生登場。
先生が来たということは、本当に産まれるのね
と思ったのもつかの間、
「うーん、高いな。。。大きいな。。。」
え?!
「うーん。。。 帰っちゃったよな。。。」
え?! え?!!
「ちょっと 休ませるか?」
え?! え?! え?!
私はこのつぶやきを、こう捉えました。
◆赤ちゃんの頭が大きくて、回旋がうまくいかず、
降りてきてないのでは?
◆帝王切開の助手の先生が帰っちゃったってこと?
もしかしてワタシ、緊急帝王切開ってヤツですか??
◆休ませる? 休んでいいんですか?! 疲れました
それでも、全く休む気配はなく、
陣痛とともにいきむワタシ。
「吸引か?」
「今なら間に合います」
え?! 今なら間に合うってどういう意味~??!!
ワタシ、そんなにヤバイんですか~??!!
とか一抹の不安を感じながらも、
吸引分娩の麻酔やら準備がされていきました。
つづく。
その4 佳境編。
そんなこんなで、
総勢6名の看護婦さんたちに囲まれ、
先生の言葉に翻弄されながらも、
いよいよ産まれる感じになってきました
看護婦さんに、
「赤ちゃんが産まれるお手伝いするからね~。
おしり変な感じするよ~。」
と言われ、たぶんここで会陰切開をしたのだと思います。
そのあと、陣痛を待って、
いきみと同時に吸引をしていたと思います。
ひびさんを経験しているからか、
妙におまたの感覚がわかってイヤでした
赤ちゃんがぐいっぐいっと引っ張られる感じ、
そしてお腹を押される感じ、
いきんでも、いきんでも出てこない出てこない
本当は、赤ちゃんが通りやすいように、
ママは体を丸めて、
体の脇にあるにぎり棒をにぎっていきまなくちゃいけないのに、
あまりの痛さと、苦しみで、
ワタシはにぎり棒を離し、
体をぴーんと、のけ反らせてしまいました
もう、先生も、看護婦さんたちも、
これには驚いたことでしょう。。。
というか、こんなことになるなんて、自分自身驚いてました。。。
それくらい苦しかったんです。。。
先生が「姿勢もどして~」と言って、
看護婦さんたちに促されながら、
もとの位置にズリズリ戻りました(戻されました)。。。
何回いきんだことだろう。
いきみの間も、赤ちゃんがおまたのところに引っかかってるような、
変な感じがしました。
赤ちゃんが引っかかってたのかな。
それとも吸引分娩の道具の感覚だったのかな。
「サオリさーん!!産まれるよー!!おへそ見て~!!」
ぐりぐりぐりッ。
「ほぎゃーーーー!!」
|
ほぎゃーー! |
ワタシはいきみ続けて、呼吸困難になりそうだったけど、
ひびさんの時には目をつぶってしまい見れなかった
赤ちゃんの産まれたばかりの姿を見ることができました
看護婦さんが「ほら、ダンナさんも泣いて喜んでるよ~」
ちらっと後ろを見ると、ダー様のほうが大号泣でした。
産まれた瞬間、涙が出たそうです。
お顔がむくんでて、
「赤ちゃん」というより、
ぶよぶよしてて白かったから「白ちゃん」だったな。
ワタシは朦朧として、正直涙も出なかったけど、
本当に、本当に、産まれてよかった
と心の底から思いました。
多くの看護婦さんたちに見守っていただき、心強かったです。
先生、看護婦さん、助産師さんに感謝感謝です。
2011年9月14日(水)
分娩所要時間 6時間17分
20:14
体重3382g 身長49㎝ 頭囲34㎝
の、元気な男の子が産まれました~
|
奏智(カナト) |
名前は 奏智(カナト)と名付けました。
(配信 2011.10.8 サオリ)
|