ガキの頃からLone-Wolfを気取って来た・・・
単車も箱もつるまずに転がしていた。
強さが欲しい時、
強さが必要な時、
強くありたい時、
強くなりたくて仕方の無い時、
そんな時に僕は、ことさらにと独りを強調して来た。
思い違いに僕は気付いてしまった。
元々、僕の人生など「勘違いの人生」に他ならないことは否めない!
愛する者がいる・・・
おおよそこの世で一番愛するものは・・・
僕の中では、8歳のまま存続し続けている。
なにも出来ずに十数年を過ごした。
つい最近、成人したその人を知った。
驚きに僕は固まった。
ああ・・・こんなに・・・
彼のことは書いてはいけない事になっている。
少しだけ・・・ほんの少しだけ綴っておきたい。
その人の中に・・・確かに僕の血をみた・・・
なにも汚い血なんぞ引き継がなくてもいいものを・・・
その人は優等生だった!
僕とは違う人種だとばかりに思っていたのに・・・
相変わらずに僕はなにもしてやれない・・・
過去も現在も未来も・・・
悩める青年達はどこへ行くのであろうか?
洗面台に残されたその人の歯ブラシを見つめながら・・・
僕は唇を噛み締めながら・・・祈る・・・
苦悩や悩みが彼等の専売特許だとしても・・・
いいんだよ・・・もういいんだよ・・・と・・・
愛する者がいる・・・
彼女は僕の顔に愚痴をこぼす。
会う度に暗くなる。
カアチャン、判ったもういい・・・
現実は変えられないんだ!
彼は僕の顔に政治と経済と技術論をぶちまける。
会う度に説教みてぇでうんざりする。
兄さん、判ったもういい・・・
机上の空論で済むなら、オレはいくらでも語るから・・・
彼女は僕をオモチャにする。
会う度になんだか悔しい!
ネエチャン、判ったもういい・・・
パチンコばっかやってんじゃぁねぇぞぉ~依存症かぁ???
ちったぁ老後のことでも、考えやがれ! ばぁか!!!
愛する人達が居る・・・
僕に弱くなっているヒマなんかは無いようだ!
夜の街を卒業して・・・
お酒飲むのやめて・・・
(悪魔の声) ホントかぁ~?
僕は現実ってぇヤツにに立ち戻る。
多分、人は、いろんな事を抱えて生きている。
隠して押し黙る人・・・
ことさら悲しげに訴える人・・・
悲劇の中に埋もれる人・・・
怒りながら語る人・・・
判ったもういい・・・
現実は変えられない・・・
現実は隠す必要も
ことさら声を大にして語る必要も無い!
だってば、現実なんだもの!
現実なんだものぉ~
多分当たり前のことなんだよ!
どう、過ごすか?
どう、向き合うか?
どう、対処するか?
そんなもんでしょ?
うん、そんなもん!
結婚だってなぁ~
「別居婚」とか「週末通い夫」とか
「内縁」とか「事実婚」とかさぁ・・・
色々とあんだかんなぁ!!!
方法論なんか、いくらだってあるさ・・・
いくらだって考えだしてみせるさ・・・
う~ん、「別居婚」がいいかも・・・
会う度毎に新鮮じゃん!
会う度毎に恋人みたいじゃんかぁ~
誰かぁ ヨメさこねがぁ!?
お~久々・・・
では、あと10年程、封印致しましょうか!
愛だけあればいい!
やっと判ったよ・・・
ロマンティックな綺麗な言葉だとばかり思っていた。
違うね!
きっと、もっとドロドロとした
かなり、現実的な言葉なんだ!!!
現実は突然にとは、変えられないよ・・・
だけどね・・・
少しづつ少しづつにと
変化させていけばいいんだ・・・
きっとね!
だから辛かったり
哀しかったり
重い現実ってぇやつにはね・・・
笑って・燃えて向かい合いたいもんだね!
はぁ~!!!
でもさぁ・・・
出てくるのは、ため息ばかりなんだ・・・
そりゃぁねぇ~
準備期間くらいは必要だろう!
さぁて、行くべぇ!
思い悩んだり!
イジイジしてたって、仕方ねぇやぁ~
誰だってさ
言わないだけでさ
いろんな思いや
いろんな問題を抱え込んで、生きているのさ!
素敵な季節になるように・・・寝てしまえっ!
愛するものが、この両手一杯に満ち溢れているっ!!!
上を向いたらキリがない
下を向いたらアトがない
さじをなげるはまだまだ早い
五分の魂 泣いて 泣いてたまるかっ!
夢がある
(by 朱雀RS 2013.12.5 リニューアル・アップ)
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