| 【ある明治人の記録】
時に触れて読み返す本があります。
映画「北京の55日」では伊丹十三が演じていた柴五郎大将(当時は中佐)。 その生涯を描いた本ですが、毎回読むたびにこの箇所になると、落涙せずにいられません。
戊辰戦争で敗れ、斗南に渡り、食するもの無く、犬を食って生きる。 食えない少年五郎に向かって、御父上が𠮟りつける言葉です。 何がどうして涙が流れるのか説明ができないのですが、この地はこういった方々が守ってきた場所だということを思いしらされます。 (決して薩摩や長州の方に悪意を持っているわけではありません) 恥じないように生きなければ。
(2026.9.1掲載) |