| 【ぶらり信兵衛 道場破り】 日曜日、本を読みながら考え事をしていて、フト思い出したテレビ番組のタイトル。 半世紀前、日曜の深夜(と言っても23時前後かな)に放送していて、親父もオフクロもこの番組好きでした。
内容は他愛も無い時代劇で、高橋英樹扮する裏長屋に暮らす浪人者が、見かけはボンクラなのに、剣の腕は抜群というお決まりパターンなんですがね。 何が良いかというと、ほとんど人が死なない。 時代劇モノでこれは結構珍しいと思います。
その前夜の土曜日にやってたのが必殺シリーズでしたから、そりゃもう正反対。 ウィキペディアで調べてみたら1973年の放送。タダシその頃、県内は民放は2局しかないから、こんな感じで深夜に流したりしてたんですね。
内容を自分も覚えているというのは、一緒に視てたんでしょう。 明日からまた学校が始まるなあ。と日曜の夜の何とも言えない憂鬱さを払ってくれるような番組でした。 そして、その頃はマダ、お父ちゃんとお母ちゃんはズッと自分と一緒に居るモンだと思ってました。 今、考えてみれば人生で一番良い頃だったかもしれません。 思えば遠くに来てしまいました。
(2025.4.29掲載) |