【アマノジャク】 ごめんなさい。 決して山口さんの御意見に竿を差すつもりもありませんが、勘違いする人が出るといかがかと思いコメントします。 私が見ますに、これは県の「やってます感」の演出と捉えます。 というのは統計的、学術的に考えて、こうなってしまった状況を改善して人口を上向けるのはホボ不可能なことは自明であるからです。 だって20数年前に今の事態は予測できたわけだから。 ということで何年か後に福島県の人口が150万を割り、その後に100万を割った時に「あの時、県もこれだけがんばったんだから、仕方ないよね」という説明をするためのエクスキューズです。 そのためには「子育て支援を頑張っている山口さん」の参加が必要です。(「偉い先生だけで議論したのではなく、現場の声も入ってます。」という「頭の良い人が机の上だけで考える論理構成」) これからの議論は「人口が激減する」「ウチの町村は無くなる」という前提で、そこからどうするか?を議論すべき時点と思います。 火事が起こっているのに、火を出さないための勉強をしても仕方がないでしょう。まず火を消さなきゃ。 しかし、そういうことを言い出す人には選挙で票が入らないので、そういう議論はされないと思います。 私はこの辺が「民主主義の限界」と思っています。 世の中が拡大していくときの民主主義、資本主義は物凄く良い制度だと思いますが、縮小時には大変な足かせになりかねないと考えます。
(2024.9.10掲載) |