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 #565 外伝/印鑑ともやしとウイスキー
by 榮ちゃん
 Photo by 榮ちゃん
 MP3 by 音楽の卵 "枕木"
 Site arranged by 葉羽

【印鑑ともやしとウイスキー】 最近気になっているのがスーパーでのもやしの価格。 物価の優等生と言われた卵の価格が上がっているのに、もやしは変わらず30円です。(と言っても、卵の値上げは1個当たり10円程度ではないかと思うのですが、長年上がらないと思われているとツラいですね) これまで、もやし屋さん(と言うのか「もやし工場」と言うのか)が、莫大な利益を上げているという話は聞いたことが無いので、どこかで誰かが泣いているのかな?と気になります。 30年も前に「インターネットでモノが売れるようになると、最初に被害を被るの」ってどういうものかと考えたことがあります。 ・腐らないもの。⇒生鮮食品などではない ・個体によって品質にバラツキがないもの。⇒農産品などは出来不出来がある ・デザインや品質に流行などがなく定番的なもの。⇒デザインが変わって来年は売れないというものでないこと 新しい技術が出てきて陳腐化しないこと ・サイズや色の指定が無いもの。⇒服や靴などは手に取ってみたり試着してみたりしたいのでは。 で、私の答えは最初に逝くのが「はんこ屋」さんだったんです。 最近は街なかではんこ屋さんを見かけなくなりました。 行政も印鑑廃止してますし。 ダイソーでも認印を置いてない店舗が結構出ています。(流石に見切りが早い) 知人でウイスキーの店を出した人が居ます。 本人がウイスキー大好きで、彼の色んな話やお奨めを聴きながらウイスキーを試飲したりして、気に入ったボトルを購入できます。 このビジネス、何が問題か?なのですが、もうお気づきの様に最初の一本は彼の店で買うのですが、二本目は安いお店やネットで買ってしまわれることですよね。 ウイスキーのファンは増やしているのかもしれませんが、彼の店のファンは増えていない。 いや、世の中は興味深い。 新しいビジネスを考えるってホントに面白いです。

(2023.4.18掲載)

 

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