【春を待つ】 これは雪国人だけの感覚なのかもしれませんが、冬と春の間にもう1つ季節があるように思えてます。 冬が終わった。でも春というには未だ早い。 例えば、 檜原湖の氷が溶けてワカサギ釣りができなくなる。でもまだ雪は深い。 土湯峠の道路の舗装面が見え始める。でも道路の両肩には積み上がった雪。 そんな感じです。 何か「もういくつ寝るとお正月」みたいな、「春を待ちわびる季節」というのが雪国特有で好きでした。 しかし今年は・・・イキナリ来ました。 クリスマスの次の日がお正月みたいな感じです。 「あっちの桜がソロソロ咲きそうだ。」「ということは〇〇は来週か」「花見の予定は半ばころか」等々大事な話が出来ないままに一斉に咲きました。 いつもだと1ヶ月くらいはあちこちの桜を楽しめるのに何か損した気分もします。 写真は先週の二本松城本丸跡からの桜です。 お城というと鶴ヶ城みたいな平城しか知らないから、こういう山城は登るのが一運動でした。
(2023.4.11掲載) |