【教訓1】(少し長いです) 加川良ではない。(わかった人は相当旧い) とある補助金審査会の会場で審査委員をしておりました。 審査を受けに来た若いお兄さん、流行りの横文字をペラペラまくし立てて、専門用語を駆使して説明します。 審査委員長の〇〇先生が「あ~、すみませんが◎◎の説明に矛盾があるみたいですが、もう一度説明してみてください。」と言ったら、お兄さん、〇〇先生を単なるお爺ちゃんだとでも思ったのか「はい。でも△△のことを知らないとわかりませんよ。△△って知ってますか?」と逆質問しちまった。 私は血の気が引いてました。 だって〇〇先生と言えば、泣く子も黙る△△の権威。 そこからは普段温厚な〇〇先生が鬼になってしまいました。 結果は推して知るべしです。 モノスゴイ惨劇が展開されて、可哀そうにお兄さんはボロボロになって退場して行きました。 この話の教訓 ・人は見た目で判断してはイケない。ただの爺さんがモノスゴイ大先生だったり、汚いオヤジが大金持ちだったりすることがあります。 ・審査会や面接では露骨に逆質問をしてはいけません。質問する人と回答する人、役割が決まっています。 ・補助金審査などで説明する人は、なるべく業界用語や専門用語を使わないで説明をした方が良いです。その道の権威でもその道以外は「ただの爺さん」「汚いオヤジ」です。
(2022.11.29掲載) |