【ウルトラセブンに見る今の日本の問題】
深夜のNHK(BS)でウルトラセブンやってました。 本来は4K放送向けなんでしょうが、普通のBSでも夜中にやってました。 私は初回放送時小学生という、ジャスト世代なのでもう大興奮でフル録画です。 んでも一晩で6本か7本くらいやるんですよね。 流石に続けて視ると疲れます。
で、今、何本か続けて視るとある共通パターンに気がつきます。
・偉い人(長官とか参謀とか呼ばれてます)は基本的に何もしない。威張ってるだけ。
・で、何か事が起こると、全部現場(ウルトラ警備隊)にブン投げる。
・うまく事が進まないと現場が叱られる。
・どうしようもなくなると、ウルトラセブンが出てきて解決する。
これって、最後のセブンが出て来ないだけで、今の日本の会社の現場じゃないですか? 考えてみたら、初回放送時にテレビの前で正座して見ていた年代が今の経営者層。 「これで良いのだ」と刷り込まれたかも。 子どもの頃の記憶って強烈ですからね。
放送時間が30分ですから、偉い人の目立たない活動は放送しようが無かったのかもしれません。 ウルトラセブンに罪は無いのですが、今の日本の現場困窮の元凶はここにあったかも。 できれば現実でもウルトラセブンに出て来て欲しい。
(2021.10.26掲載) |