◆17 黒猫モアレ

 ここは30年来の親交がある知人が入っている介護施設。ドイツの介護施設はみな個室です。

 壁に飾ってあるブルーの猫は、知人が自宅から持ってきた物。

 この奥さんは、旦那様を亡くされた後、黒猫のモアレと暮らしていたけれど、脳出血を発症してからは介護施設に。

 黒猫の下にある「黒猫を抱く少女」は、花園町にある珈琲屋で小さな個展があった時、「あ、モアレだ!」と即決購入してプレゼントしたもの。

 私の訪問をとてもよろこんでくれました。

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