辛い別離 by 森明緒
他界した父は 一言で言えば苦労人 弱さと強さを持ちながら いつも世界や宇宙・・ 大きなものにばかり 目を向けていた人
いつも持論をぶちまけて そのくせ反応を伺う様に 覗きこんで来た 眼鏡の奥の シャイで不器用な父の笑顔が 何度もフラッシュバックする
何もして上げられなかった・・ 後悔なんてすればするほど できてしまうもの 今は貴方に感謝だけを捧げたい
夕刻に青く浮かぶ月 その彼方の宇宙・・ きっと貴方は そこにいるんですね