『パプーシャの黒い瞳』(Papusza)
2013年 ポーランド映画
監督 ヨアンナ・コス、クシシュトフ・クラウゼ
ほんとに美しいモノクロ映像。自分もモノクロpic多用するけど、濃淡だけでの表現だから、映し出されているものそのものに集中できる。色に惑わされないからより深いアートを感じる。無駄がない、秘めた情熱みたいな芯から湧き上がるシンプルな感情、そんなものも感じる。
日本の書道もそうなんだと思う。だから、世界中で認められている。そのシンプルさとジプシーはリンクする。才能溢れるジプシーの人達は、迫害されてきたが、その中にはたくさんの逸材か居たんだろうな…😢 この映画の主人公の詩人のように…。
実在したジプシー人女性詩人の生涯。クシシュトフクラウゼ監督の遺作。
pie造(2019.2.10掲載) |