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『ラブレス』(Нелюбовь)
 2018年 ロシア映画
 監督 アンドレイ・ズビャギンツェフ

 後味悪い映画が嫌いって訳じゃないんだけど、存在意義があるかな?って感じで観てしまうところがあってね。偏屈オヤジだから(笑)

 実際観てみたら、予想とはちょっと違う映画だった。思ってたより普通。でも、普通って思ったことが怖い。日本でもありがちな話って思ってしまったことがショックだった。現実のニュースとかを見るとあるよ。子供が失踪する事は無いかもだけど、施設行きや虐待はあるよな(><) こんな映画も必要かもしれないが、でも、現実のニュースでもうたくさんっていう思いもある。

 あまりにも人権や平等だと叫び過ぎると義務や責任よりも個の自由が優先されてしまう。だから人権派の弁護士は嫌いだ。そんな風に感じたってことは存在意義があったのかも。負は負を呼ぶ。あそこはモスクワなんかな。意外と生活がオシャレなんだが…ボランティアが凄かった。そこもテーマかも。

pie造(2018.12.28掲載)


 
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