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『ある愛へと続く旅』 (Venuto al mondo)
 2012年 イタリア・スペイン映画
 監督 セルジオ・カステリット

 マルガレートマッツァンティーニ の小説 『Venutoalmondo 』を、夫である セルジオ・カステリットが監督。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、当時は民族対立ってのはなんとなく分かっていたけど、全く違う世界のような気がしてた…。この映画の話に近いことは現実にあったと聞く…。

 『人間でいることが恥ずかしい』ほんまに人間って奴は… 重い言葉だ。激動の地に、愛を絡めて描いた映画はたくさんあるが、こんなにも激しくて、重くて、そして静かに描いた映画は、そうないと思う。

 素晴らしかった。ハマりました。ペネロペ・クルス、良かった。エミール・ハーシュも『イントゥ・ザ・ワイルド』の流れをくむようなストイックさでハマっていた。

pie造(2018.7.16掲載)


 
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