Brestskaya krepost
「草原の実験」の監督の、処女作っていうことで観てみた。
それに、ロシア側から観た戦争映画って、そう観れないしね。
実際にあったドイツの奇襲作戦の話。かなりの大作だ。
ロシアが総力を挙げて製作したって感じ。
イメージ的には「硫黄島からの手紙」かな。
でも、映像的にはこちらが上だし、作品としても上だ。
映像にこだわる監督がやりがちな、やり過ぎ感もなく、
戦争をリアルにリアルに描いてる。
美しいが故に悲惨…エグい。だから、疲れる映画でもある。
戦争なんて起きないと、呑気にしてた将校も、
実際に戦争が始まったら、素晴らしい指揮をとったりと、
脇役好きには堪らないところもある(笑)
なんの準備もなく、武器も少なく、
援軍もない中で戦った彼らは、やはり英雄だな。
http://youtu.be/UKVa647_QzY
pie造(2016.6.23鑑賞) |